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2007年6月25日 (月)

手打ちパスタ色々

パスタ仕込み中


ほうれん草のタリアテッレ。
ディナーでウサギのラグーと合わせて出しています。


マッケローニ。
これはアラカルトで出してるメニュー。モデナ時代の思い出の一皿。
これについては次回詳しく書くことに。


白いタリオリーニ
通常の手打ちパスタは卵を入れるのに、これは入れないので白いパスタと命名。
マグロとオリーブ、オレガノのソースと合わせます。

da Rigolettino

2007年6月21日 (木)

ブラッドオレンジのハーブティー

偶然は重なるもので、

モデナのことを思い出していたら、モデナに住む友人Sさんからブラッドオレンジのハーブティーが送られてきた。



ブラッドオレンジは普通のオレンジの2倍のビタミンCが含まれているらしい。
身体に良さそうな気がして、モデナにいるとき良くこのブラッドオレンジのハーブティーを飲んでいたのだ。
ハーブティーはあまり好きではないのだが、これは美味しい。
酸味が程よく、オレンジの良い香りが口いっぱいに広がる。

自分だけで飲んでしまうのはもったいないので、ディナー時店で出します。
量があるわけではないので、メニューには載せません。
ちょっと試しに飲んでみたい方は、
「ブラッドオレンジのハーブティーまだ残っていますか?」
と聞いてください。



更に不思議な事に
このブログを書いている、まさに今
このハーブティーを送ってくれたSさんから
電話が掛かってきた・・・。

嘘のようなホントの話。
驚いた・・・。

2007年6月17日 (日)

モデナその2

不思議な事があった。

部屋の掃除をしていたら、
モデナ時代に借りていたアパートの鍵が出てきたのだ。



てっきり、鍵は大家さんに返したと思っていたのに、
どうも合鍵の方を返しそこねていたらしい。

モデナ時代のアパート。
5階建てのその更に上の屋根裏部屋。
物置に使っていた部屋を大家さんの好意で貸していただいた。

恐ろしくホコリだらけで、窓枠には鳩の糞が積もって
窓が開かなくなっていた程の部屋を3日がかりで掃除して
住めるようにした。

屋根裏だけど、
大家さんの、これまた好意で、年代ものの家具や、貴族が使うようなベッド、大画面のテレビは使い放題だった。

外国生活の最初に、こんなに贅沢な暮らしが出来ていいのかな
と怖くなるくらい。

屋上も、独り占め。
街のど真ん中で、教会の鐘の目の前、
更に、セリエAのモデナ戦だってそこから
観戦できた。
洗濯物は1時間で乾いたし・・・。

振り返ると、
大家さん、その人を紹介してくれたモデナ在住の日本人Sさん、
レストランの人々、バールのおじさん・・・。

色んな人々の親切で、僕のイタリア生活は成り立たせて
もらえたんだ、と思う。


モデナのアパート屋上からの景色

da Rigolettino

2007年6月15日 (金)

モデナ

お店のホールスタッフ畑中さんが
イタリアを旅行してきた。

僕が働いていたモデナへも
立ち寄ったらしい。


モデナのドゥオモ


行く前に訊いてくれれば
色々モデナの美味しいレストランとか教えてあげられたのに。

が、畑中さん、

モデナ駅で入ったトイレで
鍵が壊れていて3o分以上閉じ込められた挙句、
やっと外に出てみたら
土砂降りの雨で、
すっかりモデナを散策する気持ちが挫けて
そのまま滞在先のボローニャへ逆戻りしたらしい。

ツイテない。

先日いらした常連のお客様が
この夏ご家族でイタリアを旅行されると
仰った。

なんと、その方も
モデナを周遊コースに組まれる予定だとか。

旅行の話を伺ううちに、
自分がイタリア・モデナへ行くみたいな
気分になって嬉しくなった。

モデナには美味しいレストランがいっぱいあるが、
僕なら断然自分が働いた伝統料理店を
お薦めする。

日本人が連想する、
いかにもイタリアらしいレストランだし、
素朴な料理も美味しいし、
何より、オーナー夫妻に出会えば、
必ずイタリアを好きになると思うから。

実際お客さん達も、このご夫婦に会いに、
お喋りしに来てるような感じだったし。

お店の名前もそのものズバリ、
『出会い』というだった。

チャップリンに似た風貌で愛嬌を振りまくご主人と、
ぶっきら棒だけど、気風のいい奥さん、
僕と同世代の娘さんと彼女の小さな息子、
ウクライナ出身の女性二人。

イタリア語をろくに話せなかった僕は、
この人達から受けた優しさで、
この街が大好きになった。

ただし、彼らは相手がイギリス人だろうが、
ドイツ人だろうが、構わず
イタリア語でまくし立てる。
日本語は勿論、
英語も通じませんので、悪しからず・・・。



モデナのメルカート モデナ郊外のヴィニョーラのさくらんぼはこの辺りでは有名。

da Rigolettino

2007年6月 6日 (水)

試行錯誤

最近始めた デザート、

グレープフルーツゼリー、アーモンドのムース、ローズヒップティー風味の飴。
最初にこの3つの組み合わせを思いついた。

ガラスの器に入れてみた。美味しく出来た!




次に、

少しお洒落になるかなぁ、と思って飴を丸めてみた。
あれこれ試した。

丸めるのは難しかった。

知り合いのお菓子屋さんに電話して質問した。
でも、上手くいかない。

どうにか自分で適度な飴の温度を見つけた。
それが下の写真。


 このデザートを一体で召し上がっていただきたくて、
飴をもう少し大きく丸めて(これが更に難しかった・・・)、
ムースを中に詰めてみた。イタリアに居た頃から、
このスタイルの
デザートをやってみたいと考えていたので、
どうにか完成して
嬉しかった。

味も頭の中でイメージしていたよりも
もっと美味しくできたと思う。


新しいお料理をメニューに載せる。

でも、それで終わりじゃない。

昨日より今日、今日より明日の方が
もっと美味しくなるように毎日試行錯誤している。

だから、最初の頃出していた料理と
後の方では随分進化している事が多い。

美味しくなるのならそれで良いと思っている。
僕たちの店は、小さな店で、
だからこそ小回りが利いて、
大店舗には無い味が出せると思うから。

そんな臨機応変な店をやるのが僕の夢だったし。

ただ、相棒の伴野君や児崎君には大変な思いをさせて、
申し訳ないなぁ。
僕の言う事が毎日変わるから。

da Rigolettino

2007年6月 2日 (土)

宮崎産きなこ豚

宮崎のブランド豚、きなこを食べて育った『きなこ豚』を今店で使っている。
春に実家のある宮崎に帰った時に、以前から気になっていたきなこ豚を試食した。

「うまいっ!」

豚の旨みはしっかり、脂身はくどくなく、コクはあるが上品な味。

試食してすぐメニューを思いついた。

きなこ豚のコンフィ

そして、宮崎が誇るフルーツ、日向夏のマルメラータを添えて。



きなこ豚に塩、砂糖、香草で数日間マリネ。
その後、80度の豚の脂のなかで5時間程煮る。
コンフィ、つまり、低温脂で煮ると、水で煮るのと違って、肉の旨みが逃げず、しっかり肉の中に閉じ込めるのだ。


出来上がりはこんな感じ。
ソースは野菜のソース。
きなこ豚の皮と八角を隠し味に使い、ぷちぷちした食感とほんのりスパイシーな後味。

da Rigolettino

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