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2007年10月11日 (木)

ボロボロ帽子のパスタ

最近ぐっと秋らしい気温になってきた。
店のメニューも秋の新メニューを色々入れている。

オープン当初からコースには入れないが、アラカルトにずっと載せているパスタがある。
このパスタ、秋になるとオーダーが増えるのだ。

『ホロホロ鳥を詰めた帽子型手打ちパスタ パルメザンチーズのソース』

修行先のエミリア・ロマーニャ州で良く使われるホロホロ鳥と、
同州の代名詞、パルメザンチーズとバルサミコ酢を使っている、
まさに、エミリア・ロマーニャ食材の集結。

イタリアではこの帽子型パスタのことを『カペラッチョ』と言う。
イタリアでは普通の帽子は『カペッロ』。
このパスタ名、『カペラッチョ』は『カペッロ』を蔑視的に呼ぶ言い方。

日本語に訳すと、『ボロボロ帽子』といったところ。
なぜぼろぼろかと言うと、ぎざぎざに縁がカットされているからかな。


写真ではちょっと、帽子には見えないかなー。

イタリア語の名詞は面白いもので、語尾で意味を変化させることができるのだ。

例えば男性名詞の帽子、『カペッロ』の語尾を変化させて『accio、アッチョ』にすると蔑視的な呼び方、『ino、イーノ』をつけると小さい帽子、
『one、オーネ』をつけると大きい帽子、というように。

店の名前、『リゴレッティーノ』も、修行先のリストランテ名『リゴレット』の語尾に『ino』をつけて変化させて、
勝手に『小さいリゴレット』という意味の単語を作ってしまったのだ。

イタリア語を日常的に使わなくなって2年。
すっかり忘れてしまった。

先週、『リゴレット』のマダム、フルヴィアから届いたメールに返事を書くにも、なかなか単語が出て来ず。。

学ぶには時間はかかるが、忘れるのはホント、簡単だ。

da Rigolettino

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