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2018年4月17日 (火)

イタリア粉もの色々、ティジェッラやピアディーニ。

昔イタリアに住んでいた時は、イタリアのいわゆる普通のパン屋さんのパンは、
他のヨーロッパの国と比べ、それ程際立って美味しいとは思えなかったのですが、
パン以外の粉ものが色々あってその地方地方で変わったものを食べる楽しみがありました。


ティジェッレは丸い手の平サイズの薄いパンで、
小麦粉や全粒粉に、ラルドと水と塩を加え
専用の器具で焼いたものです。



横に切り目をいれ、好きなものをはさんで食べます。

これはボローニャの町中にある『Borgo979』というお店のもの。
4種のティジェッラ(プレーン・トリュフ・全粒粉・あともうひとつは忘れました)とハムをオーダーし、自分ではさんで食べます。

昔モデナに住んでいた時、チェントロにティジェッレ専門店があり小腹がすいた時に、よく買っては歩きながら食べたものです。
ハムやチーズやヌテッラなど、挟む具によって値段が変わります。

そのお店では、モデナのペーストと呼ばれるラルドとニンニク、パルミジャーノ・レッジャーノとローズマリーを合わせたものが一番人気で、当時1個1ユーロでした。

熱々の焼き立てのティジェッラでラルドの脂がじゅわっと溶けて、それが生地に染み込み、これは太りそうだな、と思っていても、ついつい買ってしまいます。

このティジェッラ、スーパーでも売っていますが、もともとはモデナの山の方で食べるられていたそうです。
白いパンが食べられない貧しい時代に全粒粉で作った、とモデナの山の方の出身の友人に聞いたことがあります。

そして、ボローニャで有名なのはピアディーナ。
タコスみたいな感じでしょうか。
クレープを厚くしたような生地に、やはりハムやチーズなどを挟みます。

ピアディーナはサイズが大きく、具もたっぷり入れられるので、ひとつ食べると結構な満腹を感じるぐらいの大きさです。
学生の街、ボローニャではランチタイムにピアディーナのお店に列ができているのをよく見かけました。

昔はボローニャの中心地に専門店は2軒しかなく、ほかはBARのウィンドウに他のサンドイッチと一緒に売られていた気がするのですが、今は沢山あるようです。
ティジェッラ専門店もボローニャにありました。
人気のトーストサンドイッチ専門店もあるし、美味しいパン屋さんがすごく沢山できたようです。


イタリアでは栗の粉もよく使います。

これはネッチョという名前で、栗の粉のクレープです。


これは栗の粉で作ったドーナツ。
ほんのり栗の甘みがして素朴な美味しさ。



栗粉は店でもよく使い、
秋には栗粉のパンを毎年焼いています。

そして、ティジェッラ。
これがティジェッラの器具。
実は持ってるんです。

店でティジェッラ出そうかな、どうしようかな、と思いながら、
自宅に置きっぱなし。

そろそろ、店に持っていきます。

経堂 イタリアン
リゴレッティーノ
東京都世田谷区宮坂3-12-8経堂鈴木マンション地下1階

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